ダッシュボードをテレビ画面に表示する方法
最終更新 2026年9月23日
ダッシュボードをテレビに表示するには、ログインなしで開けるダッシュボードのリンクと、それを一日中画面に表示し続けるプレイヤーが必要です。Data Studio(旧Looker Studio)とTableau Publicではこうしたリンクを発行でき、自社でホストしているGrafanaも、埋め込みを有効にすれば同じように発行できます。あとはデジタルサイネージソフトウェアがそのリンクを全画面で表示し、決まった間隔で再読み込みするので、誰もテレビに触れなくても数値は最新のまま保たれます。
たとえばScreenbirdなら、「Embed」アプリにリンクを貼り付けて画面に送信するだけです。Power BIにはMicrosoftアカウントを接続する専用アプリがあるので、非公開のレポートも表示できます。
テレビに表示される完成イメージです。
必要なもの
- HDMI入力に対応したTVまたはモニター
- メディアプレイヤー: Amazon Signage StickとFire TV Stick 4Kが最も手軽なプラグアンドプレイの選択肢で、スマートTVやWindows・Mac・Linux端末でも問題なく使えます
- Screenbirdアカウント(無料トライアル、その後は1画面あたり月額$18)
- ログインなしで誰でも開けるダッシュボードのリンク、またはPower BIのレポート
TV内蔵のブラウザでダッシュボードを開くだけではいけませんか。
会議で使うなら、それで十分です。ただし一日中表示し続けるウォールボードとなると、手軽な方法はそれぞれどこかで行き詰まります。
TV内蔵のブラウザ アドレスバーやメニューが表示され、いずれログアウトしてしまい、再起動するとTVはホーム画面に戻ります。
HDMIでつないだノートパソコン ログイン状態は保てますが、ノートパソコンが一日中ふさがり、思わぬタイミングでスリープしたりアップデートを始めたりします。
ツール独自のTVモードやキオスクモード メニューはきれいに隠れますが、結局はTVの隣にあるパソコンのブラウザで動いています。
デジタルサイネージソフトウェアなら、TVそのものがウォールボードになります。リンクを全画面で表示し、設定した間隔で再読み込みし、Amazon Signage Stickのような専用プレイヤーなら停電のあとも自動で表示が戻ります。ただし、ダッシュボード側に条件がひとつあります。ログインなしで開けて、なおかつ別のページの中に表示されることを許可している必要があります。以下の手順では、そうしたリンクの取得方法と、画面に出す前の確認方法を紹介します。
Screenbirdでのステップバイステップ
詳しい手順は、 Screenbirdヘルプセンターをご覧ください。
無料アカウントを作成
ブラウザでScreenbirdに登録します。パソコンへのインストールは不要で、トライアルはすぐに始まります。
画面をペアリング
TVまたはスティックにScreenbirdプレイヤーをインストールします。6文字のペアリングコードが表示されるので、Screenbirdにそのコードを入力して画面を接続します。
ダッシュボードのリンクを取得
ログインなしで開けるリンクが必要です。Data Studioの場合は、共有設定を「リンクを知っている全員が表示できます」にし、「ファイル > レポートを埋め込む」を選んで「埋め込みを有効にする」をオンにし、「URL を埋め込む」を選んでコピーします。Tableau Publicの場合は、「Share」をクリックしてリンクをコピーします。Grafana(セルフホスト)の場合は、管理者に埋め込みを有効にしてもらい、「Share > Share externally」を選んでそのリンクをコピーします。Power BIの場合は、代わりにPower BIアプリを使います。手順はPower BIのガイドで説明しています。
Embedアプリを追加
「ファイル」画面で「新規」をクリックし、「新規アプリ」を選択します。続いて、アプリ一覧から「Embed」を選びます。
リンクを貼り付けて更新間隔を設定
アプリ名を付け、https://で始まるリンクを貼り付けます。「更新 (分)」で、画面がダッシュボードを再読み込みする間隔を1分から60分の範囲で設定します。ダッシュボードがTVに対して小さすぎる、または大きすぎる場合は、「ズーム (%)」を調整してください。
プレビューを確認
プレビューは、画面と同じ方法でダッシュボードを読み込みます。プレビューに表示されれば、画面にも表示されます。真っ白のままなら、そのダッシュボードが別のページの中に表示されることを許可していないか、リンクにログインが必要です。下の最初の質問をご覧ください。
画面に送信
「スクリーンに送信」をクリックして画面を選ぶと、数秒でダッシュボードが全画面で表示されます。アドレスバーは表示されません。
結果
これで、ダッシュボードが画面に表示され、設定した間隔で再読み込みされるようになりました。
サポート・運用
未対応のチケット、応答時間、システムの稼働状況を、チームが働くフロアの壁に表示。
営業・マーケティング
目標、パイプライン、キャンペーンの成果を、BIツールから直接営業フロアに表示。
製造・倉庫
生産量、1時間あたりの注文数、在庫レベルを、画面の横にノートパソコンを置かずに現場に表示。