待合室サイネージの始め方
最終更新 2026年9月24日
待合室サイネージとは、待合スペースのテレビに、小型のメディアプレイヤーから診療時間や医院からのお知らせ、健康情報を表示するものです。内容を変えるときも、ポスターを貼り替えるのではなく、手元のパソコンで編集するだけで済みます。いちばん早い始め方は、医院の案内用テンプレートから始めて健康情報のスライドをもう1枚加え、2枚をプレイリストで順番に表示することです。あとはデジタルサイネージソフトウェアが一日中表示を続け、診療時間が終わったら画面を真っ暗にすることもできます。
たとえばScreenbirdなら、Designerで「クリニック案内」テンプレートに医院の情報を入力し、「健康のヒント」を追加して、両方をプレイリストに入れ、待合室のテレビに送信します。その後は、保存した変更がすべて自動で画面に届きます。いちばん時間がかかるのは医院の情報の入力で、それ以外は数分で終わります。
テレビに表示される完成イメージです。
必要なもの
- HDMI入力に対応したテレビまたはモニター(待合室のどの席からも見える場所に設置)
- メディアプレイヤー: Amazon Signage StickとFire TV Stick 4Kが最も手軽なプラグアンドプレイの選択肢で、スマートTVやWindows・Mac・Linux端末でも問題なく使えます
- Screenbirdアカウント(無料トライアル、その後は1画面あたり月額$18)
- スライドを作るためのパソコンと、診療時間、住所、写真またはロゴ
テレビ番組を流しておくだけではダメですか。
そこから始める待合室はたくさんあります。ただ、医院のことを画面で伝えたくなった時点で、どの方法も限界が来ます。
普通のテレビ番組 追加費用はかかりませんが、流れるのはその日のニュースやCMで、診療時間が映ることはなく、何が流れるかも選べません。
USBメモリに入れたスライド 自院の情報を表示できますが、変更のたびにスライドを作り直し、新しいUSBメモリをすべてのテレビに挿して回る必要があります。
ノートパソコンからのキャスト すぐに始められますが、そのパソコンがスリープしたり、アップデートが始まったり、スタッフが持ち出したりした途端、画面は消えてしまいます。
サイネージソフトウェアなら、こうした方法ではできないことができます。ブラウザでスライドを変えれば、すべての待合室の画面がそれに合わせて切り替わります。Amazon Signage Stickのような専用プレイヤーなら停電のあとも自動でスライドが戻り、診療が終われば画面も自動で暗くなります。
Screenbirdでのステップバイステップ
詳しい手順は、 Screenbirdヘルプセンターをご覧ください。
無料アカウントを作成
ブラウザでScreenbirdに登録します。パソコンへのインストールは不要で、トライアルはすぐに始まります。
画面をペアリング
テレビまたはスティックにScreenbirdプレイヤーをインストールします。6文字のペアリングコードが表示されるので、ダッシュボードにそのコードを入力して画面を接続します。
「クリニック案内」テンプレートから始める
パソコンで「ファイル」を開き、「新規」をクリックして「新規デザイン」を選びます。デザインに名前を付け、テレビの設置に合わせて「横向き」か「縦向き」を選び、「解像度」は「HD」のままにします。「医療」をクリックして「クリニック案内」を選び、「デザインを作成」をクリックすると、見本の医院が入った状態でDesignerが開きます。
医院の情報を入力
医院名、診療時間、住所をダブルクリックして、そのまま上書き入力します。1行ずつ独立したテキストなので、個別に動かしたり、右側のパネルで見た目を変えたりできます。自院の待合室の写真を使うには、画像を選択して「画像を置き換え」を選びます。見本のQRコードはscreenbird.appにつながっているので、選択して削除し、左側のツールバーにある「QR」ツールで自院のQRコードを追加してください。編集内容はDesignerが自動で保存します。
健康のヒントを追加
同じ手順でもうひとつデザインを作り、「健康のヒント」を選びます。見本の睡眠のアドバイスを、インフルエンザ予防接種のお知らせや季節の健康アドバイスなど、自院のヒントに置き換えます。「医療」にはほかにもテンプレートがあり、たとえば「専門医紹介」でスタッフを紹介できます。
2つのデザインをプレイリストに入れる
「プレイリスト」を開き、「新規」をクリックして「新規プレイリスト」を選び、名前を付けて「保存」をクリックします。プレイリストで「追加」をクリックし、2つのデザインを選んで確定します。各アイテムの表示時間は、変更しなければ10秒です。変えるときは表示時間をクリックして新しい数字を入力します。アイテムをドラッグすれば順番を変えられます。プレイリストは自動で保存されます。
待合室の画面に送信
プレイリスト上部の送信アイコンをクリックし、待合室の画面を選んで「送信」をクリックします。数秒でスライドが順番に表示され始めます。それ以降は、デザインでもプレイリストでも、保存した変更がすべて自動で画面に届きます。
診療時間外は画面を暗くする(任意)
「スクリーン」を開いて待合室の画面を選び、「画面制御」に進みます。「画面を自動的にオン/オフ」を有効にして、曜日ごとに「オン」と「オフ」の時刻を設定し、休診日は「オフ」にします。設定した時間外は画面が真っ暗になります。AndroidプレイヤーでテレビがHDMI-CECに対応している場合は、テレビ自体がスタンバイになります。保存したら、実際に動作を確認してください。
結果
これで待合室の画面が動き出しました。祝日などで診療時間が変わるときはデザインを編集するだけで、数秒で画面に反映されます。
内科クリニック
診療時間、インフルエンザ予防接種のご案内、休日・夜間の連絡先を一日中順番に表示。
歯科医院
スタッフ紹介と診療メニュー、それに待合室の子ども向けの歯みがきのコツ。
整骨院・リハビリ施設
今週のエクササイズと開催中の教室を、診療時間と並べて表示。



